明々後日のビシャモンテ

双極性感情障害パンセクゲイのひとりごと

9/5 September's Sorrow

9/5 26:35

シェアハウスのベランダでセブンスターを吸いながら、我思う。

 

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本日のBGMはこれ。

Earth,Wind & Fire -「September」

 

9月の曲。

気づけばもう9月になってしまった。

僕は本当に不思議な毎日を送っていると思うんだ

 

 

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きっと、もう普通の大学生になんて戻れない、

ドロップアウトすることによって得たものはたくさんあるけれど、

考えてみれば失ったものの方が、案外多いんだと思う。

 

1浪するくらいならば、多くの人が通る道かもしれない、

1留するくらいならば、多くの人が通る道なのかもしれない、

2留くらいでも、割りかし多くの人が通る道なのかもしれない、

自分のセクシャリティがゲイであるってことも、(※1)

まぁ割と道を通る人は多いのかもしれない

自分の身を売って生活費を稼いでやりくりしていく人だって、

あまりよく知らないけれど絶対数はいるから割と通る道なのかもしれない、

風俗嬢だって、売り専のボーイの男娼達だって、

年々数は絶えずに消滅しない文化なのだから、道を通る人はたくさんいるんだ。

 

ここらへんから、おそらく僕の人生は"普通"とは少しずつずれていくのかもしれない。

 

紆余曲折して、相性の合った太客と個人サポートしてもらいながら、

普通に勤務するよりも効率よく稼ぎながらも、

さらにほんのわずかだけれども送金してくれる心優しい人にも出会えた、

 

徐々に"普通の生活"からかけ離れていく。

もう戻れない気がするんだ。

 

けれども、僕は対価を支払ってでの補助である

世の中には完全にパトロンを作って、一切対価も払うことなく、

半分ヒモ状態になりながらも、学生生活を送っている人たちもいる。

 

ねぇ、普通の生活に戻れたのかな?

 

ひとりひとりに面談したい。

 

そして、そんな生活を送りながらでも、

"普通の生活"をしている、大学の友達が、同級生、

健全に続けている普段の普通のバイトの人たちと、

うまく会話が交せていけてたのかな?

 

隠さなければならない日常が多すぎて、

押し殺さなきゃいけないものが多すぎて、

 

普通の生活に戻れなくなっちゃったりしなかった?

 

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僕は、ゲイデビュー(※1)といいますか、

ゲイの人たちと関わりを持ち始めて、遊んだり、

飲みに行ったり、イベントに行ったり、キャンプ行ったりうんぬん

そういうことをし始めたのはとても早かった、

 

16歳の冬だった。

 

 

最初の頃は何もかもが新鮮で、

そもそも自分のセクシャリティさえも受け入れられず、

目に見えるすべてのものが、楽しかった。

わくわくもしたし、きらきらしてた。

 

でもねその時に仲よかった1個上の先輩に言われたの。

「こっちの世界はとても楽しい、キラキラしてるし、

ただ、同じ共通の"ゲイ"って言うだけでいろんな人に会える

いろんな人にあって話もできるし、いろんなところにも行ける

 

 

でもね、君がこれ以上こっちへ来てしまうと、

もう元の世界には戻れなくなるの。

 

それってとても悲しいこと。儚いことなんだ

 

 

もう戻れないところに足を踏み込むって、

踏み込んでしまうのは1回限り、もう戻れない。

 

 

最初で最後なんだ。

でも、ここで君が踏みとどまってくれれば、

"イツカ"が来るまでは一生来ないんだよ

 

 

俺は君には純粋で、汚れのない今のままでいてほしい

だから、踏みとどまってほしいんだ。」

 

そう言われたのを今でも鮮明に覚えている。

高校一年生の冬。

 

きっと、僕には早すぎた高校一年生の冬なんだよ。

いまはいましかないけれど、

踏み込んだ後の明日は、もう

踏み込んでしまった自分がいる明日で、

 

明後日になった時、もう昨日の今日には戻ってこれないんだ。

そこからずっと続いていく。

 

 

わがままで皮肉めいたものが大好きだった僕、

その言葉を受け入れたと思うかい?

 

4分の3だけ、受け入れたんだよ。

 

そのときからきっとこじらせていたんだろうね。

 

だけど信じていたい。

 

 

だから高校の3年間はね、冬場だけのホモだったんだよ。

 

秋が終わってクリスマスが過ぎる頃パッと現れて、

イベント行ったり、わいわいしたりして、

そんでもって春が来ることrには、

アプリも、Twitterもご丁寧に消してさ

 

今思えばバカみたいだよね。

ってかバカだよね。そんなことしちゃってさ。

 

 

というか、そんなことしなくてもさ。

徐々に受け入れる準備がしたかっただけなのかもしれない。

 

 

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そんな純粋、純粋振りたかった時が、

いや、あの時は紛れもなく純粋だったんだ、きっと。

覚えてる、忘れない。1日1日が尊くて、キラキラしてて、

また冬が来ないかなってワクワクしてた自分も居たんだ。

 

 

 

 

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いつから、こんな風になっちゃのかなぁ。

自分ダメだなぁって、ため息つきながら

眠たいのに眠れない朝がまたくるんだ。

 

会いたいのに会えないし、

また恋してるのかもしれないけれども、

適当にそこらへんの人で済ませちゃう自分もいるんだ。

 

ちゃんとけじめをつけて、

蹴りをつけて、

メリハリつけて、

前を向いて、胸かきむしって、進まなきゃいけない。

 

じゃなきゃ、いつまでたっても

憧れてた幸せには辿り着けないんだと思うんだ。

 

 

 

ねぇ、この日記を読んでるそこの君は幸せですか?

 

 

どんな日常に、世界が変わっていけば、

いや、世界を変えていけば幸せに、心から幸せと感じられますか?

 

 

 

(※1 自分はパンセクシャルですがなんか伝わりづらいと思うんでゲイって表現してます)

8/22 シティライツの影は僕。

どこへ行こうか?どこへ行こうか?

いつから、こんなにツマラナイ毎日になってしまったんだろう?

 

8/22 22:03

 

※自認があやふやなため、一人称にかなりのバラツキがあります。

※多重人格までとはいかないけれどもそれに近いものがあるので、

※俺、私、僕、なども全部自分の一人称です。一応書いておきます

 

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昔は、目に見える全てものがワクワクしたし、

毎日が、すごく楽しかった。なぜだろう?

 

追われるような日常じゃなかったからかな?

 

憂鬱な毎日でも、争っていけばさそれが"楽しみ"につながっていた気がした。

小中高生、何をしても許される気がした。まだ子供だったから。

責任もなかったから、頑張ったら褒められたから。

家に帰って眠れば、翌朝がまた迎えに来てくれたから。

 

今じゃ、なんでだろう?

朝が来るのが苦痛だ、前を見るのが、現実を見るのが苦痛だ。

どこにもいけない気がするんだ。どこにいても。

 

月の初め、タイランドに言ってきたんだ。まぁタイですよ、

微笑みの国、タイ。

 

まぁ、こんな貧乏大学生が悠長にバイトもせず、

中級〜上級クラスのホテルに何泊もだらだらできるわけはなく、

去年のクリスマスに沖縄に連れてってくれた商社マン。

 

今回の旅は、その方がスポンサー。

そういうことだよね、特殊な接待みたいなものなのかもしれない。

旅費も全部出してくれる代わりにセックスしろ、みたいな、

遠回しに考えたらつまりそういうことだってことは知っていた。

 

けれど、一週間近くタイでぶらぶらしていて、

1回くらいしか応えることはなかった。

ある意味、これは罪なのかもしれない。

やることはやらなきゃね、って話なんだけれども。

 

僕は普段から、男娼してるわけで、

自分の時間を買われたり、認められた自分を売って、

お金をもらうような、まぁ手の込んだ風俗嬢紛いなことしてるわけで、

全然、大丈夫だし、理解もあるし、話も早いし、

さっさと有無も言わずにセックスしてあげればよかったんだろうが、

 

どうしてもできなかった。俺が生きている意味は何かと

問いてしまった。きっと自分自身に。

 

こんなプーケットのさ、悲しいくらい綺麗な海眺めながら、

晴天の空の下、自分も出せないまま、自由も特にないまま、

泣きたくても泣けずにいて。残酷な私がいて。

 

きっと、その商社マンは、かなりのいい人なんですよ。

裏切りたくないな、って思いもありながらさ。

もう、悲しくてパニックになってしまう私がいて。

 

きっと、その商社マンは、失敗したことがないんですよ。

もう死にたいって言うような泥を食べるような日常を、

経験してみなきゃわからないような地獄を、悲しみを、

味わったことがなかったのかもしれない、それがね

あまりにも羨ましくて、順風満帆で出世している姿が、

あまりにも眩しくて、俺に戦う力なんてないんじゃないかって。

 

ここで見捨てられたら日本に帰ることもできずに

異国の地で当分さまようことになるかもしれないなんて、

怯えながら、そんな無駄なこと、考えながら一週間を

景色の綺麗な素敵なホテルで過ごしていたんだ。

 

 

もちろん、これだけ尽くしてもらっているのに

何もお返しのできない自分がいる。わかってる。

ちょっと触れられるだけでももう無理ってなってしまう

そこに私がいた。何もかもを拒絶してしまう。

そして、そんな自分を責めてしまい

死にたいなぁ日本に帰りたいなぁ死にたいなあを

繰り返して、繰り返す、そんな日々を過ごしていた。

 

今だから言えるんだけれども、冷静にね、

多分、軽い統合失調症になっていた気がする。

急激に押し寄せてきた、異国というストレス、

ご奉仕しなくてはいけないと、

敢えて言葉にはされていないが、

そういうプレッシャー、殺されたらどうしよう、

帰れなくなったらどうしよう、

でも、ここで死んでもいいのかな、

日本に戻っても、明るい未来があるのかなぁ

また、男娼して、媚び売って、体売って、

お金もらって、その日暮らし。何をしようか?

 

悲しくなって、泣きたくても泣けなくて、

ため息が部屋で鳴り止まないまま朝が来て、

労働の時間が来てバイトに行って。

そこからまた呼び出されて、お金のためにセックスして、

そんな日常が、いつまで続いてしまうんだろう?と

 

押し寄せてきて、重たくて、重たくて、

幻聴に近い何かが頭の中で鳴り止まなくてさ、

昨日調べてわかったんだけれども、

やっぱり統合失調症の初期症状みたいなのが出てたみたいで。

 

ああ、身を売ってまでくる旅行は、

たとえどんなに海が綺麗で、食べ物が美味しくて、夜景が綺麗で、

お金に困らないとしても、なんにも楽しくないんだなって。

俺がもっと素直だったらなって思った。

でもあまりにも色々と経験しすぎたのかもしれない。

わざわざ経験しなくてもいいことを、たくさん。

全部リセットしてやり直せるなら、何にも知らないノンケになりたいな。

 

生きていくことに不満を抱くことのない世界に、生まれ変わりたいな。

 

自分のお金で仲の良い友達といく、貧乏旅行の方が、

きっと、何億倍も楽しいんだなって。楽しいんだなって。

 

これもきっと人生経験だよね。人生経験。

そうやって、自分を肯定していかないとやっていけない。

生きている、付いていった理由を見つけられないと、

この青春、20代前半の貴重な夏休みを崩して息した、

その一週間の意味がわからなくなってしまう。

 

意味が欲しい、理由が欲しい。

 

きっといつか、自立して、お金もちゃんと稼げるようになって、

大好きな恋人と、大好きな友達と、もしくは一人旅で、

どこかいくときにこの経験が、活かせる時が来た時、

僕は行ってよかったと初めて言えるんだろうなって。思うんだ。

 

スポンサーであるがゆえに、クズな大学生として

ぼけーっと付いていくわけにはいかないじゃないか。

ホテルでのマナーや、人との関わり方だとか、

食事の礼儀だとか、エスコートの仕方とか、期待しないでよ。

ちゃんとしていなきゃ、許されない気がして、

言葉遣いも、隣にいる時は完全に禁煙してるとかさ。

そんな日常。嫌だよね。そりゃ。ストレスなんだよきっと。

いや、わからない。わからないさ。わからないんだ。

 

中途半端に、接待じみた、男娼を繰り返すうちに、

ある程度のレベルを求められるようになってしまう。

仕方がない話だよね。わたし、そこまで可愛くないもの

 

めちゃくちゃ可愛い子に生まれて生きていたら、

別にマナーなんて知らなくても、気なんて使わなくても、

やりたい放題、もっとわがまま言ってさ、

あれが欲しい、あれがしたい、あれが嫌だ、だなんて

だだこねて、甘えてさ、そういうことが許されている人も、

世の中にはいるわけでして、俺はそんなクズなわがままな人たちにも

負けているわけでして、苦しいなって思うわけですよ。

 

きっと恋愛で言うと、嫌われたくないからって、

亭主関白な恋人に気を使いっ放しで、本当の自分を出せない

か弱いDV被害に逢い続けているような、そんな人物ですよ。

 

自分に自信が持てたらなぁ。自分に自信が持てたらなぁ。

きっと未来は明るく、目の前は澄んで見えて、

嫌いなものは嫌いって、口に出して、遠ざけて、

小さなことでくよくよ泣いてないで、笑顔で楽しいねって

笑いあえる日常がやってくるのかなぁ?

 

そのために僕は自信をつけて生きていくんだ。

いつか、見返すとかそんな言葉じゃなくて良い。

いつか、認めてもらって、

自分が自分を認めてあげられるような、そんな日が。

くると良いな、くると良いよ。必ず来ると信じてるよ。

 

だから今日も死なずに生きているんだ。生きていくんだ。

 

8/16 堕天少年と天神天使。part3

僕はどこかで嘘をついてるのかもしれない。

 

 

だけれども、この嘘を、いつかちゃんと終わらせる時が来るまで、

境界線をしっかりと引いているのかもしれない。

 

たぶん、天使は俺のことが大好きで、本当ならば付き合いたいと

思ってるのではないだろうか?わからない。

ちゃんと全て/全てと言えるのかはわからないが

全てを話しきってから、ある種の、契りを交わした上での

こういう、背中を支えてくれる存在となってくれた。

 

渦巻く何かはないのだろうか?考えてしまう。

きっと俺に好きな人ができて、めでたく付き合うことになって、

恋人ができたとしても、盛大に祝福してくれると思う。

 

だけれども、それは、なにか道義に反するものがあるのかもしれない、

それが、俺の恋人を作らない理由なのかもしれない。

 

いや作りたい気は満々だし、

ちょろすぎる人間なのですぐに好きになってしまう

恋多き人間なんだけれども、心のどこかで引っかかってるものが

そういう、よくわからない優しさが、奥底に沈んでいるのかもしれない。

 

なにもない、それが一番の答えなのかもしれない。

俺も裏切りたくないし、形として、裏切ってしまうことになることで、

 

裏切られてしまうのが怖いんだ。いつかその時が来るかもしれないと

ビビりながら怯えながら生きているんだ。

 

そうとうの精神力が必要となるだろう。

でも俺はまだ、そんなに肝が据わった人間じゃないし、

悪にもなれない。

 

僕が大人になってくその季節が

悲しい歌で溢れないように

最後に何か僕に伝えたくて

「さよなら」に代わる言葉を

君がさがすときがくるのだろうか。

 

 

不思議な関係。

でもそれが、天使とハイエナの物語だとしたら、

きっと納得できるのかもしれない。

 

素敵な天使が、野蛮に生きている野良ハイエナと出会って、

定期的に餌をあげて生き伸ばしている、

そう考えていけばきっと、納得できるのかもしれない。

 

わからない。

この優しさはどこからくるんだろう?

俺はこんなにも肝が据わった人を今まで

出会ったことがない。正直怖さもある。けど、安堵もある。

 

 

わからない。

けれど、こうして俺は生きているし、生きていくんだ。

 

血も肉も、震えながら探して、生きてきたんだ

これからも、いつか安定した日々が続く日常を手に入れるまで

そうやって、ハイエナのように、食らいついていくしかないんだ

さもなければ飢え死んでしまうんだ。

 

間違ってる?そんな論理は間違っているのか?

いいんだ、これが私の生きる道。生きて生きて生きてやるんだ。