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明々後日のビシャモンテ

パンセク大学生のひとりごと

6/14 口契約のシンデレラ。

弓がしなり弾けた記憶。

 

失恋---これは誰が経験しても辛いものだと思う。

私は人を嫌いになることが全くと言っていいほどない、だから一度好きになってしまったら親でも殺されない限りずっと好きなんだ。

今まで付き合ってきた歴代の彼氏も彼女も、今だってずっと好きなんだ。

 

「付き合う、ってことは契約だよね?」

私は大学一年生の時に付き合っていた彼氏と、付き合うか付き合わないかのいちゃ着きつつももよそよそしい感じの一番楽しい時期に次期の彼氏にそう聞いてしまった。まぁその次期の彼氏もすぐさま元の彼氏という呼び名に変わってしまったんだけれどね。

 

そう、付き合う、って一体なんなんだ?

一種の契約みたいなもんでしょう?私たちはここで契約を結び、愛し合う、だから他の人に浮気してはいけないし、出会い系サイトで会った人とセックスしてもいけない、何をするにも契約が有効となって自分自身を苦しめてしまうんだ。しかし、この世の人たちはその"契約"を交わしたがる。

 

わざわざ

「はい、あなたと、私、付き合います」とまるで呪文でも唱えるかのように詠唱を口に出したらそこから契約が結ばれる。しかし時にはその契約が有効でない時や、破られてしまう時だってあるんだ。

 

そんな生きる足かせにしかならない契約を、どうして人はしたがるのだろうか?

 

確かに、契約を結んだあとは

「ああ、私には今、私を好きだという確信を事実に変えた契約が結ばれているんだ。=愛されている証拠なんだ」と

得体の知れない"証拠"を自分自身に突き立てて恍惚とさせてしまうような麻薬の効果だってあるんだ。

 

 

僕と契約して私の恋人になってよ?

 

そんな契約は必要なんだろうか、どうせ破られてしまう、時には破ってしまう。くだらない契約なんて自分を縛ってしまう首輪みたいなものなんだ。

 

だって、たまたま出会った人とたまたまセックスしちゃったらそれは後悔や背徳感にしかならないでしょう?

だからそうなんだよ。無駄な首輪。足枷にしかならない。だけれども人は、付き合うことに意味を求めたがる。

 

私はその意味がわからない。けれど、あなたとずっと一緒にいたいしキスをしたい、抱きしめていたい、手をつないで、映画でも見ながらそのまま寝落ちしたい。したくない??

 

したいんだけれども、それは、友達とは意味として違うんだろうか?いや、違うってことは私にだってわかる。普通友達とはキスしないしセックスだってしないからだ。

 

 

私はわからない、未だにわからないんだ、付き合うという意味、その契約の必要性。

 

それはヘテロセクシャルでないからだろうか?

もし私はストレートな人間だったら"其れ"に意味を見出せたのだろうか?

 

結婚という形、終焉、婚約指輪の交換、指輪という名の首輪。付き合っている証、そんなもの何もかも...

 

 

そんなもの何もかも、私にはわからない。

契約済みの証でしかない、でも契約を破る人だって世の中には大勢いるんだ、契約の有効性って?

 

自分自身を縛るためのものじゃないか、あるいは自制心を高めてくれる魔法防御装備みたいな、所詮そんなものでしかないんだ。

 

ずっとずっと、付き合うって意味がわからなかったんだ。ただ、付き合っていた、でも付き合っている、そんなような日常が楽しいって思えることもたくさんあったんだ。なのに、なのに、なのに、

 

交わした約束忘れないよ、目閉じて確かめる?

わざわざ契約を結ばなくたって私は満足だった、ただ君と一緒に居る時間が楽しかった、これからたくさん思い出を増やしていけるんだって思うだけで幸せだった。電話をしてるだけで頑張れた、強く抱き締めてくれるだけで生きていけた。

 

だけど、君が"付き合おう"っていうから、君のせいなんだ、契約を交わして、晴れて彼氏になったんだ。

 

なのに、勝手に契約を交わさせといて、君から離れていっちゃうんだね。この契約は有効じゃないの?

君が一言「別れよう」って言うだけで狭いベッドで一緒に寝た思い出も、語り合った夢も、遊びにいく計画も全部壊れて、崩れ去ってしまうの?

 

離婚届はその契約をお互いに同意しないと解除できないから素晴らしいよね。首輪につないだ愛しき人をずっと"自分の伴侶"とし留めておくことができるブラックカードなんだよね、婚姻届だって。

 

男女も結婚まで行かなかったらそりゃそうだろうけど、私たちはどうなんだ、結婚のゴール、口契約よりもずっと硬い上位互換の契約もない、子供が産まれて第二の人生が始まるわけでもない、いやだからなんなんだ!俺は同情が欲しいのか??慰めて欲しいのか?こんな自分に生まれてしまったこの世界に喧嘩を売ってるのか?違うんだ!!!

 

わかってほしい、付き合うことは、始まるってことは、何かを始めることはつまり終わりがあるってことなんだ。だったら、君は私のことがきっと好きなんだろうし、私も君のことが気になってしかながない、デートして、思い出作って、楽しいねって、其れでいいじゃないか、なんの契約も交わさずに、そのまま消えてしまってもさぁ、悲しいねって。後悔してしまうのかな、、なんて。アホらしいね。

 

 

いいよ、勝手に去っていけばいいさ、

どれだけ昨日まで好きだって言ってくれてたって、冷めてしまって別れようと伝えた途端冷たくなってしまうんだね。まるで別人になってしまうんだね。それは契約を破棄してしまった罰なのであろうか、勝手にそんな姿になってしまったんだろうか。

 

ああ、かわいそうに、じゃあ呪いが全身を駆け巡ってしまわぬように殺してしまわないと。

 

そういうことなんじゃないかなって、少し思う。もちろんそんなことをしないしそんなことをやろうと1ミリたりとも思うこともない。

 

 

 

あれだよね、いくら愛してるって言われたって信用できなくて、尽くしてもらっても、なんかダメなんだ、こんなに私も好きでずっとにいたいと思っても、最期までゴールすることってよくわからないんだよね。

なんかの小説かTwitterかどこかで見たことがあるんだけれど、そうなんだ、結局はさ、恋人に何を求めてるのかって、何をしてくれれば満足なのかって、どうすれば私のことを好きでいてくれるかって証明になるとしたら、「私のために死んでくれること」がある意味の終着点、HAPPYENDだったのかもしれないね、って。

 

そんな文章に同情してしまう私もそうとう拗らせているが、無論、こんな文章を綴ったblogを書いてしまう時点でとことことことん拗れに拗らせてしまった1人なんだからしょうがないよね。笑って許してもらうしかないよね。

 

はぁ〜幸せになりたい。

余談だけれども、恋人と別れた翌日に、新しい出会いがあり、その勢いと流れで付き合ってしまったのは最高にウケるよね。口契約のシンデレラかよ。