明々後日のビシャモンテ

パンセクゲイ大学生のひとりごと

8/16 堕天少年と天神天使。part3

僕はどこかで嘘をついてるのかもしれない。

 

 

だけれども、この嘘を、いつかちゃんと終わらせる時が来るまで、

境界線をしっかりと引いているのかもしれない。

 

たぶん、天使は俺のことが大好きで、本当ならば付き合いたいと

思ってるのではないだろうか?わからない。

ちゃんと全て/全てと言えるのかはわからないが

全てを話しきってから、ある種の、契りを交わした上での

こういう、背中を支えてくれる存在となってくれた。

 

渦巻く何かはないのだろうか?考えてしまう。

きっと俺に好きな人ができて、めでたく付き合うことになって、

恋人ができたとしても、盛大に祝福してくれると思う。

 

だけれども、それは、なにか道義に反するものがあるのかもしれない、

それが、俺の恋人を作らない理由なのかもしれない。

 

いや作りたい気は満々だし、

ちょろすぎる人間なのですぐに好きになってしまう

恋多き人間なんだけれども、心のどこかで引っかかってるものが

そういう、よくわからない優しさが、奥底に沈んでいるのかもしれない。

 

なにもない、それが一番の答えなのかもしれない。

俺も裏切りたくないし、形として、裏切ってしまうことになることで、

 

裏切られてしまうのが怖いんだ。いつかその時が来るかもしれないと

ビビりながら怯えながら生きているんだ。

 

そうとうの精神力が必要となるだろう。

でも俺はまだ、そんなに肝が据わった人間じゃないし、

悪にもなれない。

 

僕が大人になってくその季節が

悲しい歌で溢れないように

最後に何か僕に伝えたくて

「さよなら」に代わる言葉を

君がさがすときがくるのだろうか。

 

 

不思議な関係。

でもそれが、天使とハイエナの物語だとしたら、

きっと納得できるのかもしれない。

 

素敵な天使が、野蛮に生きている野良ハイエナと出会って、

定期的に餌をあげて生き伸ばしている、

そう考えていけばきっと、納得できるのかもしれない。

 

わからない。

この優しさはどこからくるんだろう?

俺はこんなにも肝が据わった人を今まで

出会ったことがない。正直怖さもある。けど、安堵もある。

 

 

わからない。

けれど、こうして俺は生きているし、生きていくんだ。

 

血も肉も、震えながら探して、生きてきたんだ

これからも、いつか安定した日々が続く日常を手に入れるまで

そうやって、ハイエナのように、食らいついていくしかないんだ

さもなければ飢え死んでしまうんだ。

 

間違ってる?そんな論理は間違っているのか?

いいんだ、これが私の生きる道。生きて生きて生きてやるんだ。