明々後日のビシャモンテ

双極性感情障害パンセクゲイのひとりごと

7/16 確かな僕に会ってほしい、100年先もそばにいたいと。

もういいよ、目を閉じていい

もういいよ、少しおやすみ。

 

 

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悲しみはいらない、優しい歌だけでいい。

 

ただいま

7/16 26:18

 

シェアハウスのお兄さんIさんとベランダでタバコ吸いながら喋っていた

人生だとか、やりたいことだとか、

「考えるだけで希望しか溢れてこない」

そんなことは、案外すぐそこに落ちていて、

無意識のうちに拾い上げているもんだよって。

 

 

とか、いろいろ、ちょうど10個上であるIさんから

たくさんの話が聞けた。たくさん笑って、たくさん考えた。

 

 

嗚呼、案外俺って幸せなのかもしれないって思った。

 

 

そういえば今日は今年初めて海のガードに入った。

俺も一応ちゃんと資格を取得したラ/イ/フ/セ/ー/バーだ。

 

1年ぶりの海。世間は3連休。大勢の人、ドキドキ、そわそわ。

けれど、ワクワクもあったかもしれない。

睡眠不足なのにさ。海に行くんだって、こんなにワクワクするんだって。

 

見慣れた景色、忘れてた空気。

嗚呼、俺って案外幸せだったんだって。

 

ビーチパトロール、いろんなお客さんと喋った、

大きな犬を連れているおじさん、日焼け対策完璧な息子を見守るお母さん、

座り込んで2人で永遠と海を眺めてる女子大生、

6人組で遊びに来て、泳げないくせに沖の方まで来ちゃった高校生。

たくさんの笑顔とかさ、なんかきれいごとみたいで嫌いなんだけどさ、

案外いいなって思ったのかもしれない。

 

嗚呼、俺って案外幸せだったんだって。

 

 

幸せってなんだっけ?

案外、俺って幸せだったりするのかもしれない。

 

見えないものを見ようとして、

届かないものに手を伸ばして、

行動もせずに、頑張ろうともせずに、

ただただ、待ってるだけじゃつまんないんだって。

 

みたくないものは見ない、

知りすぎることが全てではない、

目の前にあることを楽しむ余裕を持つ、

 

寂しかったんだ。ひたすら、

誰か今すぐ抱きしめていいって願った、

でも、それは誰でもいいわけじゃないんだ。

 

思っている人が振り向いてほしいと望む、

けれどそれがあまりにも簡単でもつまらないんだ、

かといって難関すぎて、見向きもしてくれなくても寂しいんだ

ただただ、辛くなってしまう。

 

嗚呼、俺には微塵も興味なんてないんだなって。

よくわかんないや。

 

ファーストインプレッションで違うって思われてたとして

そこから巻き返していけるような実力が俺にはあるのだろうか?

でも、そういうのを乗り越えて振り向かせることができたら

きっと、きっと幸せだよね。

 

でもさ、気を使って、いい子だって思ってもらえて、

それで付き合えたとして、それも幸せなの?

結局その後も気を使って生きていかなきゃいけないじゃない。

 

素敵な自分であり続けなければいけないんじゃないのかな?

きっと、捨てられてしまうのが怖いから。

 

今すぐ抱きしめてほしい、けれど、それは誰でもよくなくて、

一瞬だけ抱きしめられたとしてもそれは、幸せとは呼べなくて、

僕らはずっとわがままで、報われなくて、

そんな世界の中で正解を探して今日も頑張っていくんですよ。

 

今のままで受け入れてくれる人がいいのだろうか?

それも違うはず、いや、わからない、正解なんてないのかもしれない

きっと。

 

YES、NOどちらでもないこともあるでしょう。

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昔、失恋したり人生がうまくいかなくて、何もかも

前が見えなくて、自分が歩いてきた道もよくわからなくて、

この世界でどう立ち回っていいかわからなくて、

こっぴどい振られ方をして、恋人ってなんだろうって思って、

そんな時にZUMANITYの日に出会った友達の友達に教えてもらったんだ、

 

「俺はこの曲を聴いているんだ、YUKIのJOY」

 

この曲ではさ、1番では

しゃくしゃく余裕で暮らしたい

約束だって守りたい

誰かを愛すことなんて本当はとても簡単だ 

 って歌ってるのにさ、

2番では

いつまでたってもわかんない

約束だって破りたい

 誰かを愛すことなんて本当はとても困難だ

って歌ってるんだよ、面白いよね笑、てさ。

 

 

結局人生って、死ぬまでドキドキしたいし、

死ぬまでワクワクしたいんだよ、だからそれが人生なんだよって。

 

素敵な曲、素敵な歌詞、なんか前に進んでるのかわかんない

これでいいのかもわからない、さっき言ったことと矛盾してる

いつも口からデマカセばっかり喋ってる。

 

そうなんだよね、きっと、

運命は必然という偶然で出来てる、

そう、案外俺って、幸せかもしれない。

 

ふたりをつなぐ呪文はJOYなんですからさ、

顔がいいとか、お金持ってるとか、貧乏だとか

学生だからとか、権力あるだとか、チンコがでかいとか

そういうことじゃないんだなって、

 

きっとあくまでも導入部分、

そっから先にいつまでもドキワクできるのは、JOYが、

そう、JOYがそこにあるかどうかなんだなって。

 

よく、わかんないね。俺もわかんないさ、

でもきっと、俺は案外幸せなんだと思う。

 

恋人もいないけれど、きっと、そう、きっと。大丈夫。

 

恋も、仕事も、勉強も、何一つ上手くいってないんだけどさ

嗚呼、今がきっと幸せなんだなって思えれば、

誰よりも強くなれると思うんだよね。だからがんばるよ。

 

 

 

「いつか動かなくなるときまで遊んでね」

6/XX 堕天少年と天神天使。part2

堕天少年と天神天使、

第二章〜梟の羽根〜

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冷たい水をください、できたら愛してください。

 

 

夏の夜の真ん中、月の下、俺は羽根を濡らして、

飛べないまま、自分の名前を悔やんでいた。

 

いつになれば飛べるのか、自由な空へ。

そう、俺にとって有名な「翼をください」は

とっておきの自殺ソングなんだよね。

 

悲しみのない自由な空へ

翼はためかせ飛びたい。

 

なんて酷いストーリーだろう

進むことも、戻ることもできずに。

 

あなたが望むならこの身などいつでも差し出して良い

そう言ってくれる、人がいるにもかかわらず、

 

日本のど真ん中で暮らしている少年は、恋をしてしまうのでした。

 

 

相変わらず、依存をしている。

多分、躊躇いなくセックスもするし、俺も抱きしめられたいと願っている。

けれど、荒野に咲いたアゲハ蝶には近づくことはできないオアシスなんだよ。

 

最近、ここ一ヶ月、出会った人がいる。

(part1での、「約束」が交わされるずっと前のお話)

 

出会い系アプリで出会った人がいる。

初めてやりとりをしたのは

土砂降りで豪雨の日だった、

鮮明に覚えている。

 

顔もわからない人とやりとりをしていた。

ずっとアンインストールしていた出会い系アプリ、

何を思ったのか血迷ってしまい再インコ。

舞い上がって物色していた。

 

適当にながれていくスポットの顔たち、

誰にも興味が惹かれない。

けれど一人の人物に、惹かれた。

よくわからないけれども。

 

まぁ、一回セックスして縁も切れてサヨナラ

その程度の出会いであろうと、思っていた

 

こんなにも溺れ掛けてしまうことになるとは

当時思いもしなかった。

 

俺はその週末、ふとしたことからその人と会うことになった

顔もわからないまま、会うことになった。

普通なら絶対しないことだが、なぜかそこへ向かった。

初めて会うのに、顔もわからない、初めましてなのに

いきなりその人の家に上がり込んだ。

 

まぁ、俺はちょっとこの後用事あるから

30分くらいしか余裕ないけど、という

言い訳、保険、まぁかけておいたのもあるけれども、

用事があったのは確かなことである。

 

そして、ハジメマシテ。

まさかのどストライクなお方だった。

見た目だけ言っても、ずるい、嫉妬してしまうくらいには。

 

まぁ、読めるけれども、ちょっとエッチな雰囲気にはなったが

いや、ここからは読めないか。

 

セックスはせずにただだらだらと過ごして、

その人が飼っているペットと戯れながら、

また来る、と言って家を出た。

 

なぜだか、惹かれてしまった。

きっと、普通に話し合える人ってのもあったからかもしれない、

出会い系アプリで会う人なんて、ロクデナシのクズか

性欲に飢えた猿しか居なかったからだ、

 

普通にまた来いよって言ってくれて

嬉しかったのを覚えている。

 

 

〜〜〜〜〜

そして、用事が終わり(髪切ってきた)、

バイトの指名、さらなる個人、お店のお客さんだったが、

お店を通さずに会うという、タブーで、ガチな方のサポ、

まぁ、ちゃちゃっとセックスさせてあげるから金くれってやつ、

悪くないお客さんだったから、承諾したが、

それに向かう足取りはとても憂鬱だった。

 

まぁ、その一連の行為が終わり、解放されて、

オッサンとさよならを交わした。

出張で来てただけらしいから、もう二度と会うことはないだろう。

 

そして、

 

夕闇の街に投げ出された。なぜだか無性に寂しくなった。

俺が本当に、興味があって、心から願う人に抱きしめて欲しい。

体が寂しくて仕方がなかったんだ。

 

もう一度、夕方にあったお兄さんに連絡をした、

「おー、来んの?いいよ」って、

待ってるわ、って。

 

ぶっちゃけ嬉しかった。

すぐさま準備して向かった。

 

家につき、部屋に上がると、

体に染み付いた性液の臭いが、

その兄ちゃんの独特の香水の匂いにかき消されて

まるで俺自身を許された気持ちになった。

 

「メシ食ってないんか?」ってアプリで連絡来てて

「食ってないっす」ってあらかじめ伝えてあったからか、

 

俺もう食ったからそんなに食わんけど、食べにいくか?と連れ出してくれた、

いや、連れ出してくれたという表現はおかしいかもしれない。

普通に、一緒にメシ言って会話しようぜって意思が、

その人からわずかながらも感じることが出来て嬉しかった。

 

そんで、近所の鳥貴族へ言ってたわいもない話をしながら

その人にどんどん惹かれていった。

 

お酒も多少入っていったのもあるが、

お互い強いってのもあるか(俺は翌朝からバイトだと伝えてあるのでそんな飲んでない)

まぁ、普通の感じで打ち解けていった。

 

文章じゃ人物わかりづらいと思うから、

鳥貴族連れてってくれたってことで

その気になってる人を鳥木の兄ちゃんと呼ぶことにしよう。

 

 

その鳥木の兄ちゃんは昔からジム通ってるみたいで、

筋トレの話だとか、ジムのあるある話だとかで盛り上がった

(俺もへっぽこだがイントラってだけある)

アウトドアの話や、兄ちゃんの旅行の話だとか、

俺との共通の趣味のロードバイクの話だとか、

いろいろ聞いてるうちに、さらに惹かれていった。

 

もっと知りたいと思ったし、

お酒も多少なりとも入っていたので、

一緒にいたいと思った。

 

 

お会計の時、普通に割り勘だと思っていたら

全部支払ってくれたのも、かなり好印象。

こういう話をするのは下衆いかもしれないが、

ああ、なんかちゃんと歳下の後輩みたいな感じで、

ここは俺に任せろっみたいな、嬉しかった。

 

俺とサシ飲みしていて、少なくとも気分が悪くなったり

イラついたりしたとか、そういうことになってないっていう

安心感でもあった。

 

荷物を鳥木の兄ちゃん家においてあったので、

戻ることに。

 

二人で歩いていく街。

 

ちなみにそこは、俺が働いてる怪しいマッサージ店の勤務先からすぐのところであったので、一人苦い気持ちで、他のスタッフなり客に合わないかうつむきながらしょぼくれて歩いていた。

 

不意に

 

「泊まってくん?」

 

え?いいの?

 

 

ってか、俺んち、兄ちゃん家からチャリで7分とかなんだけど←

嬉しかった。もちろん。

 

けど、

やっぱり、セックス目的なのかななんて落ち込んだりもした。

 

家について兄ちゃんはそそくさと寝る支度を進めて俺は

ぽかーんと、飼っているペットを眺めていた。

 

そっから一緒のでかい布団に潜って、

だらだらと金曜日ドラマをみたり録画してたテラスハウスをみたり、なんだこれ、って内心困惑しながらも寝るぞーってなった。

 

見た目厳ついのにペットがめっちゃ懐いていて、

おいっこらっこらっって棒読みで焦ってる姿をみて

嗚呼、なんか怖い印象だったのに、かわいいとこあんじゃんって

一人でニヤニヤしていたら、何笑ってんだよと突っ込まれたのも何気に嬉しかったりしたんだ。

 

嗚呼、なんか久しぶりに、なんか、ね、

久しぶりに、ああ、こういうの、いいなって。感じたんだ。

 

そんで、寝る。

 

 

 

 

 

あれ?セックスは???

 

 

いや、たとえ迫られても、ワンナイトでやっちゃうような

過ちはしないぞと覚悟決めて居たが、あっさり眠りにつく。

これはこれで嬉しかった。嬉しかったとともに。

 

あれ?もしかして俺に興味ないんかなって、

落ち込んだりもした。

俺のことタイプじゃなかった?イケなかった?

でも俺のこと無理だったらわざわざ飯連れてってしかも

奢ってくれて、泊めてくれて一緒の布団入れてくれて寝るか?

 

ビシャモンテはたいそう困惑した。

悩んでいたが、まぁ幸せには違いないので寝ることにした。

向こうもセックスで使い捨てようとしていたが、

なんか仲良くなっちゃって冷めたって感じなのかなって

勝手に解釈した。

 

 

 

WHAT?????

普通に腕枕してきた。

 

なんだ?ってかこのブログってこういう記事書くブログだっけ?なんだこれ?一体何を書いているんだろう?

 

それは置いといて、

 

浄化されていくようだった。

久しぶりに、本当の人肌に触れた気がした。

鳥木の兄ちゃんの残り香の匂いがとても甘く感じた。

 

嗚呼、いつかこの香水の匂いが悲しい思い出となってしまう

そんな時がこないことを祈りながら、

こんな日々が続いていけばいいのにななんて願いながら、

 

もっと自分も頑張ろうって思ったんだ。

 

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何を?何を頑張ればいい?

 

 

 

そして月日は経ち、数週間経った今でも

俺は、あーあなたに会いたいなーなんて

だらだらとつぶやいている。

 

 

 

あれ?

 

 

 

そもそも、俺はこの兄ちゃんに恋い焦がれている

そんな権利があるのだろうか?

自分のご身分をご理解でしょうか?

俺は?許されるのだろうか?

 

今、自分は、天神天使から支援を受けて

ようやく生きていけている、まともな

生活を送ることが赦されている。可能となっている。

 

いいのだろうか?

 

 

しかも、現在進行形でその天使に依存している現状である。

 

許してもらえるのだろうか?

そもそも誰に赦されたいのだろうか?

 

俺は、嘘をついているのだろうか?

何もかも、自分の境遇も、やってきたことも、

独白すら出来ないようなことも、

誰にも言えないようなことも、

ずっと胸にしまって、ゆらゆら揺れている。

 

 

苦しい。

 

 

 

 

普通に恋をすることすら、赦されないのだろうか?

俺は、何を求めて生きていけばいいのだろうか?

 

 

赦されることはあるのだろうか?

誰かに嘘をつき、いや、嘘さえもつかない、

何も言わないんだ。何も言わない、

無言圧力、沈黙は金なり。黙ってれば何もわからない。

誰も傷つくこともない、知らなければ、誰も傷つくことはない。

 

そうなんだ。きっと。わからないけれど。

6/28 堕天少年と天神天使。part1

大学の友達がまた睡眠薬をODして、リスカしたみたい、

傷跡を自慢げに見せてくる。顔は悲しそうな表情を少ししている。

それに対して、僕はリスカすると写真撮りたくなるよね?写真は撮ったの?と答えた。

 

すると、今回は写真撮ってないと答えた。

それに対して、なんで撮らないの!もったいないじゃん!と声を荒げた。

 

そんな大学生の日常。

 

俺は、まだ大学生である。高校時代から精神的に傷を負ってしまい、躁鬱を繰り返しながら生きている。しかしきっとこれは、別に酷いもんでも無いんだと思う。

ちょっと起伏が激しすぎるだけ。自律神経がちょっとばかし弱ってるだけ。そのうち心に余裕が持てれば、このくらいへでもなくなるんだと信じて明日を生きていく。

 

そんなことはどうでもいい。

 

 

俺はどうしたいんだ?俺は何を求めて生きているんだ?

 

死にたかった高校生活、乗り越えて、

苦しみの底の浪人時代、駆け抜けて、

折角入った大学生活、結局は、うまくいかなくて

何もかもうまくいかなくて、何がうまくいっているのだろう?

 

何を望む?

 

 

前回の記事に書いたけれども

>>毒親について(この記事は非公開に設定しました)

突然、苦しい財政状況になって、もともと病んでいた精神が耐えきれなくなって、それも自分のせいで自分の首を絞め続けることになったんだけれども。

 

自分は何がしたい?

何を望み何処へ向かう?

 

 

最近精神的に大分落ち着いている。

それも、マッサージの仕事をほぼ放棄しているからである、

やはり、身体を売るような、それに近い行為で生計を立てていくには、かなりの精神力が必要。

終わった後のなんとも言えない虚無感と、今すぐ誰かに抱きしめて欲しくなるあの感覚が忘れられなくなる。

汗と性液の匂い、なんど洗い流しても肌にこべりついて取れない

あの独特の嫌な匂い。そして用いたオイルのベタつきと、畳み掛けるように不快にさせられるアロマの香り。

愛用の香水でごまかしても、隠しきれない、汚れきった自分の体。

 

そんな生活から抜け出したかった。

どうなんだろう、シンデレラを演じたかったのかもしれない。

どんな逆境が来ようが淡々と戦って前に進んで、

こつこつと勉強をして勝ちあがってく、

そんなシンデレラストーリーを思い描いたのかもしれない。

けれど、俺はシンデレラにはなれなかった。

 

 

もう嫌だ、もう嫌だってなった。

そしたら一人の男が手を差し伸べてくれた。

 

出会って半年、友人の友人と言う形ではじめは出会った。

SNSで友達がその人のことをつぶやいて写真を見た時から、

絶対に食ってやると心に決めていた人だ。

そして、実際に食った。

 

その後、思いっきり惚れられてしまい、

(まぁ、俺も表向きは爽やかフィットネスインストラクターの現役大学生であるがゆえに、表向きだけをみれば、それなりにモテる自身はあるからか、)

俺は思いっきり振ってしまった。

悪いことをしたなと思った。

その人は、俺の悪い面を片っぱしから知っていった上で、

改めて好きだと云ってくれた。

 

そこからしばらく会っていなかった、連絡も時々しかしなかった、一度俺のところへ会いに来てくれたことも確かあったかもしれない。

そして、先月。唐突であるが、再度会うこと人なった

しかもその人が飛行機を予約してくれるから、来い、とのこと。

俺の脳内判定として、メリットとデメリットの値が、

メリットの方が上回った為、即決で旅に出た。

 

そこから、仲良くなった?俺が心を許した?

よくわからないけれども、俺のことをどんどん話していった。

 

 

俺は度重なる傷心と自傷行為(煙草もコレに含められる)

自殺願望を永遠と呟くだけの屍のように息していた

生きる希望も次々と打ちのめされていき、

何もかも見えなくなり、視界も真っ暗になり

本当にもう限界だった。本当に死ぬか、蒸発しようかと考えた。

 

 

そしたら、

 

 

 

 

ビシャモンテのちからになりたい」

 

 

 

 

 

ある意味の王子様なのかもしれない。

そして仮に俺が堕天した者であるならば、

その人は、天使でもあるのかもしれない。

 

 

数時間、電話をしたなか、最後の方で、打ち明けてくれた、

そんなにも苦しいのならば、というか、俺が君がどれだけ苦しい境遇にいて、もがいているのか知っているから、このまま死ぬなんて言わないで、俺に出来ること、ほんの少しの出来ることだけれどもさせてくれないか、と。

 

 

頭がパニックだった。

 

 

嬉しい、とともに、頭のなかが、混乱していた。

それに、堕落した自分の中にいる自分が、

心の底から笑っているのを感じた、

感じてしまったのも悔しくなった。

 

けれども、本当に、助けてくれる人がいるなんて

って、何もかも諦めていたから、涙流しながら感謝した。

 

 

みんな知っての通り、俺は親から1円の支援も仕送りもなく、

毎日を淡々と生き、かといって帰る場所もなく、

進んでいく為の余裕も、なんの青春もなく、

その日を生き抜く為に生きていた。

 

一度ハマったら最後、自分からは抜け出せないって

本気で思った。実感した、誰か助けてほしいって本気で願った。

 

今まで現れた奴らはみんな、見え見えだった、

いいように使って、ヒモとしてうちにこないか?だとか、

何でもさせてあげるから、

毎日電話して毎週俺に会いに来てご奉仕してね、だとか

つまりは、ペットのように俺を性奴隷として保護しよう、みたいな

そういう連中ばかりだった、助けはこない。

きっとそういう人たちに着いていったら、

本当の意味で帰ってこれなくなるんだろうなって、泣いた。

 

 

 

けれど、今回は違った。きっと違う、違うと信じてるし、

俺は信じられると思った。根拠はわからない。けれど、ある。

 

 

そして、その人は見返りを求めなかった。

けれど俺は逆に納得がいかなかった、

あまりにも優しすぎる、天使か王子様か?

 

俺もその人のことは、普通に好きなので、約束をした、

いつか俺が社会人になって出世して、必ず億り人と成る。

だからその時に、海外の某所へ優雅な旅行へ連れて行くと、

約束した、これは契約じゃない、約束をしたんだ。大丈夫だ。

 

 

そういうことで、俺も納得をして。

毎月数万円ではあるが、援助していただけることになった。

 

 

それからのこと、今現在になっては大分精神的に落ち着きはした。

が、問題もあるのかもしれない。

俺はかなりその人に依存をしている。

気持ち悪いくらいに依存をしている。

ある意味で、好きなのかもしれない。心から。

誰にも取られたくないって思ったし、

裏切られたくもないし、蒸発もして欲しくないし、

ちゃんと約束を果たしてきっちりと友達になってまた

たくさん遊びたいと思った。

とにかく、依存をしているんだ。

毎日毎日LINEをしては悲しみや苦しみや喜びを伝えて、

時には電話をして、メンタルがやられた時は慰めてもらって、

依存はどんどん加速していった、

家の住所も知っていたし、本名も、細かいことも、

知りたくなって、全部調べていった、

その人が昔所属していたお店の名前や、源氏名や、

作品や、趣味や、人間関係や、ストーカーレベルで追求した

自分でも気持ち悪いと思った。

ずっと俺を見ていてほしいと思った。

どこにも行かないでほしいと願った。

 

今すぐ会いたいし、抱きしめてほしいし、セックスしたいと。

嫌なことがあるとすぐLINEをする、

俺がどんなことを言っていても綺麗に流したり、

話を進めてくれたり、解決してくれたり、スルーしてくれる、

本当に天使のごとく。

 

依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存依存

 

 

 

 

 

俺はかなりの依存症。

 

 

 

離れたいとも思わない。向こうも、

わからないけれども、多分俺にまだ惚れているのかもしれない、

真偽は不明だ、真実もわからない、伝えようともしないし、

ただの恋で支援してくれてるわけでもないとハッキリ言ってくれている。

逆に俺が依存してしまった。

喜びでもあるのだろうか?向こうが望んだことでもあるのだろうか?

愛のカタチはわからないけれども。きっと。

これも、ある意味での愛の形なのかもしれない、わからない。

愛って言葉を軽々しく使ってはいけない気がするんだ。

これはきっと共依存。俺はずっと依存している。

嫌だ、離れていくことが。

 

 

 

 

それはともかく、その方のおかげで、身を売るような行為が減り、経済的にも少しばかし余裕ができ、結果として時間にも余裕ができた。

 

週8でバイト、朝の5時に帰宅して、汚いオッサンの肌に触れるような機会がぐっと減って。

心も、少しばかし、落ち着いてきた。

 

それに、学校が終わってから、バイトやしがらみがないって

こんなにも、こんなにも時間があるんだって感動した。

 

今日だって、学校へ言って授業を受けて終わってから、

レポートにすぐ取り掛かることもできたし期限内に提出もできた、ジムへいくこともできたし、多少だが自炊もすることができた。なんて素晴らしいんだろう。時間があるってこんなにもいろんなことができるんだなって実感した。本当に感謝しかない。

 

 

時間ができた。

人は時間ができると、考える時間も増えてしまう生き物なんだ。

よくわからない、何もかもよくわからない。

 

俺は何をしたいんだ?これから何をすれば良いんだ?

何処へ向かっていけば良いんだ?そればかり考える。

 

支援してもらってる身で贅沢もできないし、

いやそもそも環境が変わったわけではないから

贅沢できるような環境でないし、あくまでもギリ生きていけるレベルだ。

何がしたいんだ?

毎日、なにをすればいいんだ?

 

常にバイト、お客さんとの連絡や客集めに必死だった日常、

遊び方を知らない、かといって、目標がないと何かしら集中する活力も湧き出てこない。ただただ、虚無である。

 

 

 

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今会いたいすぐ会いたい、砂漠の真ん中で

世界に光が満ちた、世界が表情を変えた

 

 

,,,,続く