明々後日のビシャモンテ

双極性感情障害パンセクゲイのひとりごと

6/1 死ねない鳥。

肉体1つ犠牲にすれば
どでかい魔法が1つ


もっと狂わせて

本当に終わってしまった、
これまで必死に走り続けて来たのに抗って戦い続けて来たのに。

体を壊してもう元の体力には戻らない代償を負って、その頑張りのお蔭で俺は大学を卒業した


とても嬉しかった。
無事に卒業出来たことを
けれどそれはある種の迷路の始まりだった。

駆け込むように就活をして、なんとか滑り込んだ1つの企業に、もうこれでいいやって思い考えるのを辞めた。

だって当時だって苦しかったから。
ガスも冷蔵庫もレンジも布団もない生活、
寒くても水を浴びて体を洗ったり、寝る前の早い時間に学校だとか市営のジムだとかにシャワーを浴びにいく生活。

真夜中の時はバイト先にこっそりとシャワーだけ浴びにいくことだってあった。

床に寝袋を敷いて、沢山上着を着こんで温かくして。

卒論発表の準備と、バイトのハシゴと、就活と、もう限界だった。

この生活から抜け出したかった。楽になりたかった。

大学のカウンセラーには
『しんどいかもしれないけど、正社員として働いてお金に余裕が出てくればきっと精神的にも楽になれるから』と言われていた。

だから正社員として4月から働けることはある意味楽しみで楽しみでたまらなかった。

実際はどうか?
元々住んでいた所が半年契約だったので引っ越しをしなければならず、けれどお金がないのでクレジットの分割(リボ)で済ませた。
就活もお金がかかったのでその時点で既に、ある程度のマイナスからのスタートだった。

けど働いて働いて毎月過ごして冬のボーナスが出る頃には余裕持って生きているんだと思っていた。


実際は違った

・会社の急な働き方改革による方向性の変更
・社長からのモラハラ
・上司達の怒鳴り声
・残業代も満額出なくなったことによる予想してた稼ぎの激減
・実質発生するサービス残業という拘束時間だけの延長


もう、わからなくなってしまった

平日は帰宅時間は22時過ぎ(新入社員で、まだ5月なのに)
帰ったらもうなにも出来ず寝るだけ

終末は金曜日の夜から土曜日の夜まで目覚めることなくひたすら眠り続けて終わっていく。

日曜日はクリーニングと、コインランドリーと仕事の復習やメモの整理で終わっていく。

なにも楽しみがなくて
なにも生きてる実感のない日々

日に日に体力は落ちていき、肌が荒れていく。帰宅すれば疲労で即寝落ちしてしまうのにシャワー入って寝る準備をし直すと明日が来ることや会社へ行かなきゃいけない緊張で眠れない。

それでも朝はやってくる。


どうすればいいんだろう?
転職活動しようにもバイト探そうにもコロナのご時世、どこも倍率が高く週末だけの立ち回りや即日働けないとなると余計に遠ざかっていく。そもそも週末ですら寝てしまって終わるのでキチンと動けてすらいない。


焦る、ひたすら焦る。


もう駄目かもしれん。


と言うより、駄目になっていた。

どうやって生き延びればいいのだろう?

どうやって生きていけば良いのだろう?


だれか助けてほしい

3/10 碧いうさぎと白い魔法。

碧いうさぎ 泣いているのよ

どこかにいる あなたのため。

 

雪のように真っ白で、怯えずに恐れずに、

ただ一人であることに寂しいと感じるだけのうさぎがいました。

 

しかしある日、

その白うさぎは速く慣れる魔法の白い粉を手に入れてしまいました。

 

日に日に染まっていってしまい、白くはなくなってしまいました。

 

内側から色づいてしまって、碧く染まってしまったうさぎは、

もう二度と元の色には戻れないのでしょうか?

 

白く輝く柔らかい毛皮をもったうさぎは、

キラキラとした魔法の白い粉を使い、

白くはなくなってしまいました。

 

これは、

碧く悲しい、碧いうさぎの物語。

 

 

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私の友人で碧いうさぎがいる。

 

最初は黙っていたが日に日にバレていき、

突如打ち明けてくれた。

「俺、染まってしまってるんだ。」

それを聞いても動じなかった、なぜか

もともと匿名掲示板で定期的に名前が上がっていたからである。

「もう、辞めたのかと思っていたよ」

「ごめんな。俺犯罪者なんだ...辞められないんだ...」

 

特に布教型の碧いうさぎではいなかった為、

直接的な害がないと判断した私は今までと変わらずに接していた。

 

定期的に

「白い魔法を使ってしまった。死にたい。助けて」と

私にLINEや電話がかかってくる回数が増えた。

 

それだけ重たくて、気軽に誰かに話せないようなことを

吐き出す先は、おそらく私以外いなかったのだろう。

優しくなだめて、楽しいことをしようと何度も慰めた。

 

「遊園地にいこう、おしゃれなカフェに行こう、

楽しいことなんてたくさんあるんだから。

白い魔法なんてやめちゃおうよ。頑張れない?」

私は優しく誘導した。

 

「そんな簡単に辞めれるわけないだろ!」

彼は高ぶってそういった。

 

もうこの話題には触れないでおこうと決めた。

悲しく碧く染まるたびに電話がかかってきたが

なんてことのなかったように慰めて終わらせた。

"もう辞めようよ"なんて無責任なことを言えなくなっていた。

 

 

 

いつしか、彼は開き直るようになった。

「さて問題です、直近でいつ白い魔法を使ったでしょうか?」

ニコニコしながらそう聞いてきた。

 

「昨晩でしょ。」

私はそう答えた。

 

「なんでわかったの!?わかんなくすることが目標なのに

どうしてわかったのか教えて?どうやって?」

突然焦りだす、碧いうさぎ

 

 

そんなものは簡単だ、いつも白い魔法を使うたびに

電話がかかってきていれば、周期だとか、

そういう時にどういうツイートをするのかだとか、

精神状態だとか、離脱症状だとか、

私だって多少は勉強していたし、

《嗚呼、今恐らく白い魔法を使っているんだな》と

直感で分かるようになっていたのだ。

 

 

同じ血の色をしている彼が

白い魔法で碧く染まるたびに

私は内心、距離を遠ざけていた。

 

何を血迷ったのか彼にこう言った。

「今のまま白い魔法を使い続けるのなら。

私はいつか君とは縁を切らなければいけない時が来る」

 

 

そうすると彼は

「辞めたくても辞めれないんだよ!

いいだろ別に誰にも迷惑かけていないんだから!」

 

突然、今まで見たこともないくらいに激情した。

 

 

 

「いつか、一緒に何か楽しいこと面白いことをどーんと

やろうと考えているんだ。だけれども君が碧く染まったままでは

限界が生まれてしまう。起業したって、YouTuberやったって、

君が碧く染まったままではあまりにもリスクが高すぎる。

君と一緒には何もできなくなってしまうよ。それは悲しい。」

 

丁寧に、あくまでも丁寧に誘導をした。

白い魔法を使うと具体的には体でどのような反応が起こってしまうのか

リスクとは何か、限界とは何か、将来の話だとかを語った。

 

「かなしい」

 

彼は続けた

 

「悲しいんだよ。とても悲しいし、

もし"白い魔法"を辞められなかったら縁が切れてしまうのも、

どう頑張ったって辞められないのも更に悲しい。」

 

私は、なんて答えていいのかわからなかった。

 

 

「辛くなったら魔法を使う前に連絡してくれていいんだから

少しでもまた真っ白に戻れるように、頑張ってみる気はないかな?」

そう伝えた。

 

すると

「碧く染まらずにい続けることが苦しいことを知っているから、

あなたが敵になってしまう。悲しい。」

 

 

 

 

どうすればいいのだろう?

 

 

 

 

もっと、楽しい日々を追い求めたいだけなのに。

 

 

真っ白で温かい、柔らかい日々を過ごしたいだけなのに。

 

 

頑張ることをせずに、白い魔法を使って

無理やりそんな時間を作り出したところで、

何も生まれないし、悲しみばかり増えていく。

 

それにもう君は"碧いうさぎ"になってしまったよ。

白い毛皮のうつくしい私たち、気づけば君は、

碧く、悲しい色に染まっていたよ。

 

どうやって、碧く染まった彼の世界を

真っ白に戻すことができるのだろう?

 

碧く染まってしまったものを、

いくら白で塗りつぶしても、

時間が経てばまた元に戻ってしまう。

 

どれだけ呼びかけても私の声は届かない。

 

あとどれくらい切なくなれば

私の声が聞こえるかしら?

 

 

あとどれくらい傷ついたなら...

 

 

彼は、戻って来れるのでしょうか。

 

 

白い魔法、碧く染まり、独りきりで震えながら、

淋しすぎて、死んでしまう、

 

私には暖めてあげることは出来ない。

 

7/17 肺に泥を塗るだけの日常。

7/17 20:25 

https://www.youtube.com/watch?v=oO_nS6TDxPY

 

人生とはなんだろう。

いつもいつもそれを考えては答えが出ずに終わってしまう。

きっと考えるだけ無駄な時間なんだろうな。

 

昨日久しぶりに遭遇した友達とお茶した話でもしようか。

その子は東京出身でなぜか名古屋の大学に来て、

俺が通っているジムにまた彼も通っている。

2,3年前に知り合った完全ノンケ生活をしている隠れゲイである。

 

半年やそれより前に就職が決まったと報告があった。

社名を聞いてすぐさま調べた、今でも覚えている、

初年度の給料が700万~の外資系である。

 

何もかもが悔しかった、今でも悔しい。

何が俺と違うんだろう?

俺だって必死に頑張ってた時期だってあった。

でもそれはマイナスな部分をひたすらに0に戻すための努力だった。

彼は俺がマイナスをゼロに戻すための努力をしている時に、

ひたすらプラスへと積み上げ続けていたのだ。

 

ほぼ親の金で家賃10万弱の家に一人暮らしをし、

留学を何度も行き、親孝行だと言いながらバイト代で家族を飯に連れて行き。

教授にも気に入られて、重要なミッション任されたり、

その上でどれほど夜が遅くてもジムへ来ているのを見かけた。

 

彼はすごく勉強熱心で努力していることを知っている。

 

 

何も言えることはない。

ひがみだろうか、妬みだろうか、眩しすぎるからだろうか?

 

いずれ俺がこの生活を続けていたらきっと縁は切られてしまうだろう。

それは構わないし、キラキラしたギラついた同い年と話すだけで

体力は消耗する。疲弊するし現在の自分に嫌気が刺して病む。

 

いろんな物事に対するモチベーションが上がらないわけではないが、

それに伴う劣等感が半端なく大きいんだ。

 

なんで?どうして?

俺はあんなにも振り返りたくない若い青春を送ってきたというのに、

ただただ必死になってお金を稼いで、戦ってきたというのに。

 

人と比較してはいけないとよく言うけれど本当だと思う。

なにも生まれない。きっと何も変わらないし届かない。

 

俺は金のある生活をしらない。

英語もスラスラ話せない。留学経験も1度もない。

海外に友達が大勢いるわけでもない。

社会に対する繋がりも日に日に薄れていっている。

おまけに躁鬱も患い自分自身と向き合っては一喜一憂する毎日。

 

 

いつでもそうなんだどっかで誰か泣いていて

その隣の部屋では誰か笑っていて

繰り返す日常と2度と来ない特別な今日が

同じ空の下 淡々と流れていく

(bird sorrow / bucknumber)

 

 

俺の毎日なんて何の価値もないんだなと思うと

生きるってのがどれだけちっぽけで虚しいののか

考えさせられる時間で埋め尽くされてしまうよ。

 

 

俺はこの歳でやっとマイナスからゼロにできたのだろうか?

しかし頑張ることをしばしやめていた結果またマイナスに戻ってしまった。

恵まれた人たちはプラスの状態から始まり、

ちょっとやそっとじゃゼロにくることもない、

それどころかその状態で頑張り続けたらプラスが積み重なっていく、

 

いったいどこまで突き放されていくのだろうか?

 

 

俺は、いま一体何をする期間なんだろうか?