明々後日のビシャモンテ

双極性感情障害パンセクゲイのひとりごと

5/24 星をカウントして、お金を数える現実

「今すぐ金勘定なんか忘れて星を眺めよう

そうすればもっと物事がうまくいくはずだって。」-Ryan Tedder

 

Counting Stars/OneRepublic

#nowplaying

www.youtube.com

5/24 19:09

大学の自由に使える学習室的なところでこの記事を書いている。

 

 

 

僕はこの曲がスンバらしく好きだ。

最初は歌詞の意味はわからなかった、

ただメロディとか、曲調とか、

訴えかけるように、しかし何かを諦めたように力強く歌うVOCALに惹かれた。

 

この曲とは大学一年生の時に出会った。

なにもかもうまくいってると思っていた時だ。

受験戦争を乗り越え、大学に入り、友達もでき、恋人もできて、

バイトも新しく決まって、勉強も周りとわいわい教えあったり、

インカレとして他の大学へ通っていた部活も、ずっとずっと

やりたかったことだったから熱心に、楽しかった。

休日には飲みに行ったりクラブや、ご飯、旅行にも行っていた、

そんな毎日が本当に楽しかった、楽しさで溺れそうだった。

 

でもなにか、感じてたんだよね、きっとこの日常は続かない、

これに甘えていたらきっと潰れてしまう、いや、ダメな人間に

つまらない人間になってしまうかもしれないって。

 

全力で大学生してた大学一年生の前半。

 

ボロボロと崩れていった。

遊びたがり屋だったから、勉強や部活なんかよりもやっぱり

遊びの予定を優先したり、誘われたからいっちゃえ的なノリで

平日に授業を自主休講して伊勢神宮に車飛ばして遊びに行った日もあった。

 

時には、夜通し栄で飲みつぶれて、酒とタバコの臭いが染み付いた服装で

まだ酔いが覚めていないそんな状況で微分積分の演習に参加したこともあった。

 

次々と崩れていった、自分に甘かった、甘やかしてくれる人に甘かった。

絶望的な一年間を過ごしたんだからちょっとくらいいいんじゃないかな、

みたいな、なんのために浪人したのかの意味すらも忘れちゃって

ただひたすらに遊び狂っていた。

その時はまだ実家暮らしだったからバイトで稼いだお金は全額自分のために使えたんだ。

 

現実が見えなくなって、だけど毎日が楽しくって、

でもいつか終わるって感じてしまいつつも、それに溺れていた。

 

時にはクラブであった人に気に入られてそのまま飲みに連れて行かれて、

記憶のないままその人の家に泊まりこんだ日もあった。

もちろん、その時だって恋人はいたさ。

まぁその時の恋人もまた話せば長くなる人だから、ここでは省こうか。

 

酒に溺れて、セックスに溺れて、情に溺れて、

俺だって、若かったし、最低限の見た目は気をつけてたから、

(何よりも若かったっていうのが大きいんだけれどね)

たくさんちやほやしてもらえたし、お酒だってたくさん奢ってもらった。

 

そりゃ楽しかったってば。

bisyamonte.hatenablog.com

この記事の前半を見ればわかるでしょうけど、本当よ。

最高に調子に乗っていた。何も怖くなかった。

 

ああ、これが大学生か、って。

「あらま、みんな可哀想に、

まだ高校時代の延長みたいな生活してるのね」って。

 

またTelephoneが鳴り止まなくなりそうだわ。

そうじゃなわね、なんだっけ、そう星を数える歌よ。

 

Counting Stars

きっとそんな生活していたらどんな結末がくるのか

想像もつくでしょう?

学力は低下し、体力も落ち、人間関係もこじれ、

目立つ存在はしがらんでいく、

 

いずれ何もかも崩れていったんだ。

まぁ、現在に時は飛ぶんだけれども、

そんときによくその曲を聴いていたなって。

 

 

繰り返して何度も何度も何度も何度もなんども聞いてるうちに歌詞もわかってきたり、意味も、いいたいことも、ニュアンスとか、もちろん歌詞和訳サイトもみたりとかしたけれど、わかってきたんだ、言いたいこと。

 

そもそもさ、歌詞の中で、

Counting stars、、(星を数えよう)

って最初は言ってたのに、いつのまにか

Counting dollars、、(金を数えよう)

ってなってる時点で、現実を知らされるよね。

 

「Everything that kills me makes me alive」

辛い目に会うたびに、生きてるって実感するんだ。

 

このフレーズで涙でたよ、そうなんだよ、

辛い時の方が生きてることを実感するんだよ。

 

大学一年生の時の最も大学生、してた時、

不思議と生きている感じはしなかったんだ。

ふわふわと浮いている感じ、泡のような、そんな感じ。

 

そして、この曲の歌詞のような状況が、

今の僕、まさに、そんな感じ。

 

この曲のPVも、今にも崩れそうな部屋の中で

歌えや踊れや、もう何もかも知らねぇ騒げ騒げ騒げと

結局崩れていく部屋の中で、騒ぎ続けるんだ。

きっと崩壊するってわかってても踊り続けるんだ、

 

今の僕だってそう、

そして今となっては、

生きるために必死に金数えてる、そんな感じ。

まさに、下衆の極み。

 

TAKE THAT MONEY

WATCH IT BURN

 

TAKE THAT MONEY

WATCH IT BURN

 

TAKE THAT MONEY

WATCH IT BURN

 

TAKE THAT MONEY

WATCH IT BURN

 

金ならいらねぇ持ってけよ

どうせすぐになくなるんだ

 

 

ああ、しんどいなぁ、そんなわけで、

自主留年、もとい後期休学を見据えたいろいろを決めたんだ。

 

ひょっとして、このままうまくいったらなんて、

星を数えてみよう、月が綺麗だ。