2/127 シンデレラのかかとの折った靴
お金なんて、結局は、そんなにもいらなかったのかもしれない。
【※注意、今回の記事は店明けで酒の入ったまま虚ろな目でつらつら書き留めた最悪な文章です。削除予定でしたが折角なので公開しました。】
僕は最近、たまに知人が出した組合員向けのお店でお手伝いをしている。
今日はまた変わったお客様がいらっしゃった、
東京から来ている、ブルジョアさんだ。
その人は、「お金ならある」が口癖だった。
僕に対してだからその言葉を選んでいたのかはわからないが、確かにお金は持っているみたいだった。
僕はその方に大変気に入ってもらえてシャンパーニュを一緒に飲み、談笑をした。
終始僕の右手をずっと握って来たのはかなり抵抗があったが、お店の建前、それと、""相手が権力者である以上""なにもすることができなかったんだ。
ここで嫌われてもいいことがない、そんなことは馬鹿な僕でもわかっていた。
本当に、お金持ちらしい。
雲仙万稼ぐような売れているお店の方、だとか、詳しいことはわからない。
オープンしたっての初めて来るお店で、ヴーヴをポンと開けてくれるだけで、お金を持っていることと、気前が良いのは一目でわかった。
悪い人たちではないみたい。それもなんとなくわかった。
聞くところによると、その方のお店も、お客さんは芸能人やお金持ちがよく来るらしい、六本木の広い家に住んでいて、お金には困ることはない、お金ならある、けど、それだけ、なんだとか。
例えば、有名なアーティストさんだったり、広告代理店さんだったり、企業さん、出版社、ツテはいくらでもあると言っていた。
正直魅力的だったんだ、
僕のことをとてつもなく気に入ってくれたからか
「アタシについてくれば、なんでも叶うわよ、不自由はないさ、作曲家になりたいんだったら、コネを紹介するよ」
なんと夢のような話なんだと思った、
僕は少しだけ夢を見たかったから、食い気味で、おもむくままお酒を飲み、話を聞いたんだ、
けれど、心の中では泣いていたんだ、
こんなにもいい話があって、
でも僕は生きているんだって、
じゃあ本当になんのために日々時間を売って、
勉学をかじりながら、試行錯誤する毎日を送っているんだろう?
馬鹿みたいではないか、もちろんその話には乗りますよ
そんな感じで僕はただそこにいたんだ。
一つの出会いがきっかけで生まれるシンデレラストーリーなんて信じてなかった、というか信じたくなかったんだ。
仮にそのシンデレラストーリーの主人公に成り果てたとして、それはきっと幸せなのだろうか?
僕は、、、、幸せになれるのだろうか?
お金があって、夢も叶って、住む場所も都内一等地、
食にも困らない、課題や時間に追われることもない、
それが、僕の望んだ、幸せだったのだろうか?
手を伸ばして、少しやりきった嘘でもついて、自分を騙せばその理想郷にはすぐ手は届くだろう、現にその方は僕のことが欲しくてたまらなかったらしい。
幸せって、なんだろうなって、思い返してたんだ、
その方と、自分との格差を肌で感じつつ泣きそうな顔をしながら、笑顔をつくりながらね。
だったらなんなんだ?僕はどこへ向かって生きていこうというのだろうか?
この、課題とレポートに追われ、バイトの時間に制限された、おいしいものも満足に気の向くまま食べられないような、昼夜逆転している栄養不足の大学生の日々を、受け入れる、という答えなのだろうか?
僕は、家に帰ってじっくり考えてみた、
結局のところ、この味気のない現実を受け入れることが、一番の安定、わくわくの隠れている日常だってことがなんとなくわかったんだ。
そうなんだ、変わる必要はない、飛び込む必要も、
身を投げて、頑張る必要も、それもないんだ、
だから大丈夫、大丈夫、大丈夫、大丈夫、って
自分に何度もなんどもんども何度も何度も言い聞かせているんだ。
だから、大丈夫、
こんな日常だって、いまなら愛せるきがするんだ。
そうなんだ、だから、頑張るしかないんだ、
やれることを、やるしかないんだ、
夢のようなシンデレラストーリーなんかいらない、
自分で夢をつかめばいいだけなんだ。
だから大丈夫、
夢とか希望が、わからなくなった、
なくなってしまったって、僕は日々行っていたが、
少し違ったみたいなんだ。
ほら、あの曲でも言ってることを思い出したんだ、
「祝福が欲しいのなら、
悲しみを知り、
一人で泣きましょう」
結局はこの言葉が一番なんだ。
(B'z ウルトラソウルの歌詞抜粋)
そう、それじゃあ、みんなおやすみなさい。
少し二日酔いべろべろの日記更新誤字脱字荒いですしれいしました、
おやすみ。。
しあわせって、なんなんだろうね。ってね
今日もがんばるぞー
やりたいことが、できたら、それでいいんじゃないかなて